株式会社日本デジタル研究所
本社第一営業課 次長 冨丘 裕太
年の瀬を迎え寒くなりましたが、会計事務所の皆様方におかれましては、ますますご健勝のほどお喜び申し上げます。
10月・11月の2か月間で、全国140か所にてAI-OCR展示会を開催し、約680件、延べ1,000名を超えるお客様にご参加いただきました。
今回の展示会では、各地域の会計事務所の先生方から、業務効率化や人手不足への対策、電子帳簿保存法やインボイス制度への対応など、現場が抱える具体的な課題が数多く寄せられました。
特に、紙とデジタルが混在する現在の実務フローにおいて、AI-OCRが“どの工程で負荷を軽減できるのか”“実際どれだけ時間が削減できるのか”といった実務目線の関心が高く、デモンストレーション後にはその場で導入検討に入るケースも少なくありませんでした。
また、地方会場ではITリテラシー格差の解消を目的にした参加者も多く、「今後の事務所運営に不可欠な技術である」という声も増えています。
一方、都市部では顧客母数の多さから、既存業務の自動化や高度化を進めるための投資としてAI-OCRを位置づける動きが強まり、具体的なワークフロー改善の相談も目立ちました。
全体として、AI-OCRは単なる入力効率化にとどまらず、会計事務所のビジネスモデル再構築の中心的なツールとして期待が高まっていることを実感する2か月となりました。
なお、今回ご参加いただけなかった先生方についても、Webを通じて個別にご案内することが可能です。
デモンストレーションや具体的な活用方法のご説明もオンラインで対応いたしますので、どうぞお気軽にお声がけください。
今月も、所員一同、微力ながらお客様のお役に立てますよう精いっぱいのサポートをさせて頂きます。
今後とも、格別なご愛顧、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
年末に向けてご多忙のことと存じますが、お元気で新年をお迎えになりますように、お体にはお気をつけてお過ごしください。
今年もお世話になりました。来年も幸多き一年になりますよう、お祈りいたしております。
令和7年12月吉日